山へ行こう!

TOP > 山に行こう! > 建築業者様へ

山に行こう!
よくあるご質問
建築業者様へ

建築請負業者の皆様(工務店・建築家・設計士・大工の皆様)

御社の建築に「施主が自分で木を伐採して建てる家」を御社事業として活用してみませんか?現在、住宅の着工件数は増えているものの、新築物件の依頼が減っている業者の方も居られるのではないでしょうか。

特色を持たない、ハウスメーカーと同じような建築を行っている建築業者では、ハウスメーカーとの比較差別ができず、いい建築を行っているにもかかわらず、営業力に押されてしまう事も有るのではないでしょうか。元来建築とは、家を建てることであり、家を買うことではないと考えます。一棟一棟真心を込めて、建主が快適で住み心地のいい家を建てる。木材も、建てる人の為に、その分だけを山から伐採してくる。そんな、建築の原点に帰りませんか。

当社は建築請負を一切行ってはいません。それは、2足のわらじを履くことは製材品の質の低下に繋がると考えるからです。餅は餅屋と言いますが、製材の専門業者として、製材した材は全てお客様の手元にお届けするという緊張感と、専門業者である誇りが、最良の材料を提供できる要素であると確信しております。地域に根ざした建築請負業者が一棟でも多く受注できるための、後方支援を当社では行います。

イメージ01

『施主が自分で木を伐って建てる家』の流れ

step01 施主が工務店・建築士・設計士等(以下 建築請負業者)に建築相談

step02 建築請負業者が施主に建主伐採利用(山に行こう!)の建築提案をしていただきます。

step03 施主(山に行こう!参加)合意の元、建築請負契約を結びます。

step04 建築請負業者は契約後、当社に木材の発注(木割書又は図面の送付)いただきます。

step05 当社では木割書及び図面を元に、木拾表・丸太寸法表を作成します。

step06 当社から林業家へ丸太寸法表を送付します。

step07 林業家は丸太寸法表をもとに施主受け入れの山・木の選定を行います。

step08 林業家と日程の調整をして、施主・建築請負業者・当社の3者を山に向かい入れます。 (場合によっては建主・当社の2者でも可能です。)

step09 施主は図面及び木拾表・丸太寸法表から、林業家の説明をもとに木の選定を行います。

step10 施主が林業家指導の元、伐採を行います。

step11 必要本数が揃い次第、林業家が施主伐採材も含め伐採された原木を当社製材工場へ運搬します。

step12 到着原木と丸太寸法表を照合し、製材を開始します。その際、施主立会いも可能です。

step13 当社で乾燥後の製材品を建築請負業者に運搬いたします。(プレカット加工受注も行います。)

step14 施主は、年に一度開催される植樹祭にご参加いただけます。

施主伐採事業立ち上げの経緯

この「施主伐採」を行う上でで最も大切なのは、建築請負業者が建主様に対して十分な説明をして頂くことにあります。その為には、なぜ当社がこの「施主伐採」を始めたのかをご理解頂く必要があります。下記に少々長くなりますが記載させて頂きますので、ご一読頂ければ幸いです。

枠

昨今、ご存じの方もいらっしゃるかと存じますが、丸太(原木)が驚くほど、安い価格で売買をされています。もう十数年も前から下落の一途をたどり、近年ではもうこれ以上は下がらない程の底値で推移しております。この背景には、外国からの乱伐材の輸入や、国内製材所の機械化による供給過剰などにより、製材品の価格が上がらないことが上げられます。製品の価格が上がらなければ素材の価格が上がることはありません。

現在、林業家は林業家として生計を立てることが難しい業種の一つになってしまいました。山を守ることで、地球環境問題や自然災害から私達の生活を守ってきた、林業の崩壊が始まっているのです。現状の丸太(原木)売買価格では、山の手入れをすることが出来ません。間伐も植林も… 伐ったら伐りっぱなし。植えたら植えっぱなし。このままで行けば、林業家は丸太の出荷が難しくなり、丸太を市場に出せなくなるでしょう。そうなれば、必然的に日本の木材業存続の形態も、変わらざるを得なくなります。古き良き伝統と技術を継承し、山の木を一本一本丹誠込めて製材をする。そんな材木屋がいなくなってしまうこともあり得るのです。

数年前、幸いにも栃木県で孤軍奮闘していた、若手林業家と出逢うことが出来ました。林業の話、環境の話、木の素晴らしさ。毎日のように語り合う日々が続きました。なんとか、山に理解を頂き、山に適正な価格で手入れを行えるだけの、費用を還元できないだろうか。そう考え始め、実際に家を建てる方に、山に入って現状を知って頂き、環境への意識を高め、自然の恵みを感じ、世界中に2つとない「我が家」への愛着を深め、十分な満足を得て頂ける、そして、その対価としての付加価値を山に還元する。そんな事業を立ち上げることになりました。

この事業を行うからには、私達もしっかりとした責任と自覚を持たなくてはならないと思い、この山で育った木を伐採し、実際に使用する寸法に製材をして、栃木県では初めてとなる、「実物大強度試験」を2年間に渡り行い、安心してご利用頂ける為のデータの採取を行いました。更には、自然と共存し、持続可能な森を守る為のルールを持とうと「緑の循環認証会議 SGEC」「分別・表示システム COC」を取得し、この山の木が確実に建主様の手元に届くよう、第3者監査による木材のトレースアビリティに取り組みました。こうした期間を通し、胸を張って建主様を山にお迎えできるだけの準備を整えました。

枠

施主伐採事業を行って感じる事

当社では既に、この「施主伐採」を活用し建築を受注している工務店・設計士・建築家の皆様に納材させて頂いております。山に入り自分で伐採を行った建主様の中には「私が家を建てると考えなければ、80年もこの場所で生きてきたこの木を伐り倒さなくても良かったのに」と、山で大泣きした施主様もおられました。山に入り自分で伐採に関わり合うことで、木への愛着は私達業者が考えるよりも、ずっと深く生まれます。それと同時に、環境への感心や山を見る目さえも変わってくるようです。この「建主伐採」は家造りの原点でもある、「自然の恵みへの感謝」「終の棲家」を肌で感じる「本物の家造り」を行うことが出来るはずです。

そして私たち、林業家、製材業者が、工務店さんと共に家造りに参加する事は、より良い素材の提供へと繋がります。顔の見えない家(施主)よりも、顔の見える家に納材することへの満足感と責任感は大きくなり、必然とその家への愛着が生まれ、仕事として人として、やりがいが創出されれば良材の提供へと結び付くのは、当然の成り行きだと考えます。私たちも、その家と、そして建主さんと、一生のお付き合いが出来るような、そんな関係がもてたら、きっと互いに素敵な『我が家の物語』がつくれると思います。物語は、家が建つまでではありません。それから何十年もずっとずっと続いていきます・・・

イメージ01

イメージ02

イメージ03

施主伐採事業 ご活用に関して

枠

この「施主伐採」を活用頂く為には、下記の要素が必要となります。
(1)現在当社とのお取引がある、又は、今後のお取引条件が成立する業者様に限ります。
(2)この事業を理解し、建主様にご説明頂くための打合せが1回以上可能であること。
(3)この建築物件にはすべての構造材(柱・桁・母屋・土台 等)以上量の使用が可能であること。

枠

建主様にご理解を頂く上で、説明する為のアイテムとしてパンフレット「我が家の物語をつくろう」を作成致しました。

社名等は空欄になっておりますので、御社事業としてご活用頂けるようになっております。パンフレットは無料にてお渡しさせて頂いておりますが、直接手渡しのみとなっておりますので、ご希望の方は当社担当者までご連絡を頂ければ御社にお伺いをさせて頂き、ご説明を含め、お届けをさせて頂きます。

イメージ05