製材品紹介

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杉│床板(赤身)
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杉│羽目板(鎧張)

宇都宮大学×田村材木店×森林認証=??? 正解はこちら

自社製材オリジナル 杉 無垢│フローリング(追柾) 床板

追柾フローリング 良質な日光の杉を「追柾(おいまさ)」という木取りでつくる床板。

あえて追柾に製材する。

建築材をつくる製材工場にとって、はじめから追柾にすることを前提に製材することはまずありません。
これは追柾を指定して使用する用途が建築にはないためです。しかし、板目より圧倒的に変形収縮が少なくて、柾目より安価な「追柾」は、フローリング:床板にするには最適なことを製材する材木屋であれば誰でもが知っています。
密度が高く変形の大きい「広葉樹」は、板巾を狭くすることで変形収縮を抑えており、木取りはやはり「追柾」です。

追柾フローリング
追柾は板目と柾目の中間の杢目。板目より圧倒的に変形収縮しにくい。

『追柾(おいまさ)』に製材することで、「板目」と比べ板巾の収縮率が低く、施工後に発生するフローリングの隙間を大幅に抑えることができます。
先人たちが、人工乾燥機や特殊な加工機が無かった時代に、変形や収縮を抑えるために、昔ながらの経験で建具等の造作部材に「柾目」「追柾目」に製材し使用していたことを、現代の技術と製材機で再現しました。

密度の高い晩材とその杢目は傷が付きにくく目立ちにくい。

『板目よりも密度の高い晩材(年輪の線に見える部分)が多いことで傷が付きにくく、その直線的な木目は傷を目立ちにくくする効果があります。
追柾フローリングは「柾目」も含まれますが、その大半は「追柾」であることから、直線的な柾目の杢と板目に近い豊かな木目がとても美しい床板です。

追柾フローリング
追柾フローリング

『追柾(おいまさ)』に製材することで、「板目」と比べ板巾の収縮率が低く、施工後に発生するフローリングの隙間を大幅に抑えることができます。
先人たちが、人工乾燥機や特殊な加工機が無かった時代に、変形や収縮を抑えるために、昔ながらの経験で建具等の造作部材に「柾目」「追柾目」に製材し使用していたことを、現代の技術と製材機で再現しました。

「期間限定」スギ特有の「赤と白」のコントラスト。

追柾フローリングの規格と価格

追柾フローリングの規格
商品名 追柾フローリング(オイマサフローリング)
樹種 杉(スギ) 栃木県日光材
寸法 1,820mm × 110mm × 15mm(長さ × 巾 × 厚み)
表面仕上 超仕上(カンナ仕上) 無塗装
木目 追柾・柾目 込み(源平)
等級 無節・節有 込み
源平・赤・黒 込み
加工形状 本実加工 裏面反り止め付き エンドマッチ加工
乾燥方法 天然乾燥+人工乾燥(蒸気式低温乾燥)
価格 19,550円(税別) 1束 (17枚入) :
1.027坪(3.40m2

エンドマッチ加工無しも対応できます。その際は、両端(両木端)は切りっ放しとなり、ジャストカットは行いません。長さ寸法は1,820〜2,000mm程度となります。

15,300円(税別)/1束(エンドマッチ加工無し)

追柾フローリング

木取り:テーパー挽き

追柾フローリングの生産に於いて最も特徴的なのが「木取り」です。
量産工場や造作材を生産しない製材工場では行うことのない「テーパー挽き」で製材しています。

追柾フローリングの製材

追柾フローリングの製材は、追柾の木取りで柾目部分まで同じように製材します。結果、追柾だけでなく柾目まで全て含まれる事になるので、「追柾+柾目」になりますが、含まれる割合が追柾部分の方が多いので「追柾フローリング」という名称にしています。

追目+追柾=追柾フローリング

柾目(まさめ)とは?

柾目とは木目(年輪)に対して、ほぼ直角に製材する木取り(きどり)の事です。

柾目(まさめ)
柾目(まさめ)
柾目の特徴

木目は長手方向に線を引いたように、真っ直ぐに通っています。
樹齢を重ねた高齢の木になると年輪の間隔が更に狭く細かくなり、若く密度の低い木は木目の巾が広くなります。色合いは赤身と白太が約半分ずつの源平(赤白)が一般的ですが、高齢級の原木からは赤身(心材)が多く含まれる柾目が製材できます。
柾目の最大の特徴は、建具材としても多く使用されているように、「変形」が板目に比べ極端に少なく、密度の高い晩材が多く含まれるため「傷」がつきにくく目立ちにくいということが最大のメリットです。但し、どんなに大きな木から製材しても「半径」以上の広さの板はつくることができない事や、はじめから柾目を狙って製材する場合は、下記の図のように製材しますが、非常に手間が掛かる事や、四つ割にした時点で柾目板や造作材以外に応用が難しくなるので、建具材を狙って製材する以外は常時行う製材方法ではありません。

木取り
一般的な柾目の製材:木取り

建具材等を狙って製材する場合には、原木を選定し始めから「柾目の板」を取るための木取りで製材していきます。
はじめに4等分に製材して、一枚製材しては上下(前後)を反転させながらまた次の一枚を製材する。少しずつ三角形が小さくなってきて、木目(年輪:晩材)と直角に製材できなくなったら、別の用途に木取りを変えます。

追柾(おいまさ)とは?

追柾は年輪と直角にならない部分まで広範囲に製材を広げたもので、板目になるギリギリまで製材した木取りになります。

追柾(おいまさ)
追柾(おいまさ)
追柾の特徴

木目は、辺材(白太)に近い部分は柾目になり、中心の心材(赤身)に近づくにつれ板目になっていきます。この木目から柾目と板目の中間と表現されることの多い追柾ですが、最大の特徴は、柾目の木取りに比べ製材に手間が掛からないことで、比較的安価に生産が可能なこと。そして、板目と比べて中心から左右に割って製材する木取りなので、柾目に近く狂いが少なく安定性が高いことが挙げられます。更には柾目同様密度の高い晩材が多く含まれるので傷が付きにくく目立ちにくいというメリットがあります。ですが、やはり一般的に流通している羽目板やフローリングが板目のように、柾目や追柾が良いとは解っていても、量産工場で作れないことから一般市場に出回らないのが現状です。

田村材木店の追柾の製材:木取り

追柾の木取りは製材工場によって様々ですが、田村材木店の場合、原木の状態から板目でスライスしていくように耳付き板を製材します。原木丸太は丸太は、根元が太く、先端に近づく程細くなります。こうした原木を製材すると台形の板目の板材ができます。この台形の板材を外側から木目に沿って斜めに製材するテーパー挽きで、追柾の板を製材していきます。このため、節の多い中心部を三角形に抜き落し、両側の辺材(白太)を活かすように製材することで比較的節の少ない原板を多く生産することに繋がります。

製材過程 製材過程
丸挽き→テーパー挽き

製材工程

台車製材
台車製材の工程

丸太をスライスするように、厚み20ミリ程度に丸太の側(耳)を残した状態で製材していきます。これを直径40センチ程度の丸太から十数枚製材します。

テーパー挽き
テーパー挽きの工程 テーパー挽きの工程

台車でスライスされた板材は、オートテーブルという製材機でテーパー挽きをしていきます。通常の製材の木取りは、円錐形の丸太を長方形に製材することを前提に鋸を入れるので、外側(皮側)を三角の端材として処分(処理)しますが、テーパー挽きは、板の外側(皮側)を基準に、中心に三角形を残すように木目に沿って製材をする方法です。人の目で木目を見ながら一枚一枚製材していく、とても手間の掛かる製材方法で生産しています。

製品
製材品 製材品

製材品は、仕上がりの寸法より大きめに製材し桟積みして乾燥させます。この時点で原木ではわからなかった割れや傷などの不良材を選別します。乾燥後出荷前に最後の選定を再度行います。

乾燥
乾燥の工程 乾燥の工程

天然乾燥と人工乾燥の併用で乾燥しています。製材後は一定期間天然乾燥施設で前乾燥し、人工乾燥(蒸気式低温乾燥)で約10%以下まで含水率を下げます。その後また天然乾燥施設に移動し養生乾燥させて出荷待ちとなります。

追柾フローリングの等級

追柾フローリングは丸太をスライスするように製材するので、表面から剥がすように製材する造作材の製材方法とは違い、基本的には「節」が入ることを前提として生産しています。節の程度は様々ですが、フローリングとして使用するに際して適さないものは含めません。尚、日光赤杉フローリング同様、節は枝を埋め込む不自然で後々問題の発生する確率の高い「埋木処理」及び「パテ埋処理」は行いません。また、上記の製材工程に記載しているように、追柾フローリングは「テーパー挽き」で製材しますので、必然的に「無節・上小節」などの節の少ない「役物」が多く含まれます。納品時には(発注の数量や在庫量にもよりますが)半数程度は役物が含まれます。但し、役物のみや節有りのみの注文には原則対応しておりません。

追柾フローリング 追柾フローリング

追スギは心材(赤身)と辺材(白太)の赤と白の濃淡がはっきりとしている樹種です。追柾はその赤と白が半分程度入った「源平」という色合いが基本です。スギは辺材の白い部分には、個体差による色の違いはほとんどありませんが、心材(赤身)は薄いピンク色や黄色身がかったようなオレンジに近い赤から、墨のような黒まで、個体差による色の違いが大きいのが特徴です。一般的には「黒」は色合わせが難しいことや、水分量が多いことで避けられる傾向にありますが、特性的には腐食に強く耐蟻性が非常に高い部位でもあります。追柾フローリングは、こうした濃淡のハッキリした赤と白のコントラストも、その総体的な美しさの一つと捉え、あえて色合わせを行うことはしておりません。施工から数年でその濃淡も薄くなりやがては一体化した色合いに落ち着きます。それまではその濃淡を是非お楽しみ下さい。

追柾フローリング 追柾フローリング